大ブーム!改めて知りたいスーパーフード

●スーパーフードとは

1980年代頃のアメリカで、食事療法を研究する医師や専門家の間で、とくに必須栄養素を多く含むとして注目された自然食品の事。
2000年頃からロー・リビングフード実践者たちの間で人気が出始め、いまでは日本でも健康志向の女性を中心に人気急上昇中の食文化です。
スーパーフードの定義

●プライマリースーパーフード10

スーパーフードの発祥の地であるアメリカ・カナダで、スーパーフードを代表するものとして認知されているもので、日本スーパーフード協会が厳選し、優先的に国内で推奨している10種類をご紹介します。
スピルリナ

スピルリナ


スピルリナは、クロレラと同様に藻(も)の仲間でありアフリカや中南米の湖に自生しています。その歴史は約30億年も前の太古の時代から生息していて、地球上で最古の生物であろうとも言われています。

【期待される効果】
免疫力アップ、アンチエイジング、育毛など 


アサイー

アサイー


ハワイ発で大流行した「アサイーボウル」として不動の人気を誇るアサイー。ブラジル原産のヤシ科の植物で、奇跡の果物と呼ばれています。
ぶどうに似た果実で、その紫色の果皮にはブルーベリーを超える含有量のアントシアニンが含まれています。
種が大きくて可食できるのは果実のわずか5%ですが、この5%にポリフェノール、必須脂肪酸、アミノ酸、植物ステロール、ビタミンE、食物繊維、カルシウム、鉄分などの栄養素が豊富に含まれています。

【期待される効果】
抗酸化作用、美肌、アンチエイジングなど 


マカ


南米ペルー産のアブラナ科の植物「マカ」の根っこは、遠い昔、インカ帝国時代から身分が高い人の健康食、スタミナ食とされてきました。
マカと言えば、男性の精力増進というイメージが定着していますが、スーパーフードとして女性の人気が高まっているのは「レッドマカ」。
日本国内では、粉末やサプリメントとして販売されています。レッドマカには、リノール酸、リン、カリウム、鉄分、オレイン酸、7種類の必須アミノ酸と20種類のアミノ酸などの栄養素が含まれています。

【期待される効果】
美肌、血行促進、代謝アップなど


クコの実(ゴジベリー)

クコの実(ゴジベリー)


中華料理屋さんで杏仁豆腐を注文すると、真っ白な杏仁豆腐の上に飾られた真っ赤なクコの実はおなじみですよね。世界三大美女で知られる楊貴妃が、美貌を保つために毎日食していたとも言われています。
意外にも日本でも作られており、海岸や河原や空き地などに自生していることもあるのです。比較的手に入りやすいスーパーフードのひとつと言えますね。ビタミンB1、ビタミンB2、カロテノイド、そしてミネラルが豊富に含まれています。

【期待される効果】
滋養強壮、健康維持、美白効果など


チアシード

チアシード

スーパーフードの代名詞と言えるほどメジャーな存在になったチアシードは、わずか大さじ1杯で、1日分の栄養素を十分に補給できると言われる、まさに天然のサプリメントです。
中でもヨーグルトとの相性は抜群。ヨーグルトの乳酸菌と、チアシードの食物繊維やグルコマンナンと合わせて便秘解消に効果があります。
水に浸すと10倍に膨れるので、ダイエットのサポートにも最適です。
シチューやスープに入れても。

【期待される効果】
ダイエット効果、美肌、美髪など 


ココナッツオイル


ご存じ椰子の実から抽出されたオイルです。
美肌と健康をサポートするスーパーフードとして海外セレブや人気モデルの間で愛用されるようになりました。
一般の食用油は体内への吸収と分解のスピードが緩やかなのに対し、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は、摂取してから体内ですばやく吸収・分解されるため、身につきにくいと言われます。
女性にうれしい美容成分が豊富に含まれているので美肌・美白肌効果も注目されています。

【期待される効果】
美肌・美白、ダイエット効果など


カムカム

カムカム


レモンの60倍以上のビタミンC含有量は、地球上ナンバーワン!スーパーフルーツ、ミラクルフルーツとも呼ばれているほどです。
さらに、成熟した果皮には、抗酸化作用が期待されるポリフェノールが豊富に含まれています。カムカムの果実は、ペルー政府の保護政策から輸入できませんが、日本では果汁、果汁をパウダーに加工したものが入手できます。

【期待される効果】
美肌、疲労回復、ストレス解消など


ブロッコリースーパースプラウト


スプラウトとは、野菜の種を人為的に発芽させた新芽のこと。
もやしやかいわれだいこんもスプラウトの一種です。
ブロッコリースーパースプラウトとは、ブロッコリーの新芽の事で、スプラウトの中でも特に栄養価が高く、スーパーフードとして注目を集めています。

【期待される効果】
がん予防、抗酸化作用など


ヘンプシード

ヘンプシード


ヘンプとは、麻の実の事で、ヘンプシードはあまりなじみのない食材と思われるかもしれませんが、実は、七味唐辛子に含まれている大きな種子のことです。
抗酸化作用が期待されるビタミンE、そしてビタミンAとビタミンC、食物繊維、さらにオメガ3系の不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
とくにヘンプシードから抽出されるヘンプシードオイルは、オメガ3とオメガ6が1:3の理想的なバランスで含まれているため、良質な油としてとても注目されています。

【期待される効果】
抗酸化作用、血圧降下作用、心臓病予防など 


カカオ


カカオと言えばおなじみ、チョコレートの主原料です。
カカオに含まれるカカオポリフェノールの抗酸化作用は特に注目されていて、美肌効果、血圧低下、ストレス軽減などの効果があります。
チョコレートはカロリー高めと思われていますが、それは、チョコレートに使われている脂質や砂糖のカロリーが高いためです
最近ですと、『高カカオチョコレート』もたくさん売り出されているので、そういった種類を1日「25g」を目安に摂取すると良いと言われています。
それでも、チョコレートはダイエットの敵!と思われる方は「カカオニブ」というスーパーフードも。カカオニブは、カカオ豆を砕いて皮などを取り除いたもの。ナッツ感覚でカリカリと食べる事ができます。

【期待される効果】
免疫力アップ、美容・ダイエット効果など 



チアシード入りアサイーボール

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