でりかEye第12回お酒とつまみのイイ関係
本来、身体に入った栄養を分解したり貯蔵したりする役割を持つ肝臓は、アルコールを摂取するとアルコールを「最優先で解毒」しようとします。
そのため、食事で摂取したカロリーはそのまま脂肪に。さらに、肝臓の動きが鈍ると血糖コントロールができず、満腹中枢が鈍ってしまうのです。お酒のあとにシメのラーメンが食べたくなるのはこのため。
なので、お酒を飲むときには、肝臓の働きを助ける食材、鶏のささみ豆類レバー魚介類を摂取するようにしましょう。
もちろん、食べ過ぎは禁物ですよ。
適量摂取したいおつまみ
タンパク質の多い料理 さしみ、焼き魚、ししゃも、焼き鳥、もつ煮込み、オムレツ、茶碗蒸し、冷や奴、枝豆、チーズなど
ビタミン・ミネラルの多い料理 サラダ、野菜ソテー、おひたしなど
炭水化物の多い料理 寿司、お茶漬け、おにぎり、のりまき、やきうどん、ピザなど
控えたいおつまみ
フライドポテト・唐揚げ・コロッケなど揚げ物、粗挽きウィンナー、豚の角煮など、しょっぱすぎるもの、辛すぎるもの

アルコールは口腔から直腸まですべての消化管から吸収され、吸収速度は小腸、特に十二指腸から空腸が最も速く、次いで胃、大腸の順となっています。空腹時に摂取した場合、アルコールの60〜90%は30分以内に、95%は60分以内に吸収されます。つまり、空腹時の飲酒はアルコールの吸収速度を速め、消化管への負担が大きくなるのです。
おつまみを上手に摂ることで飲酒による急性胃炎や身体への影響を予防しましょう。
アルコールを分解する臓器である肝臓の働きを活発にするのに欠かせないのはタンパク質ビタミンです。
タンパク質は、アルコールによってダメージを受けた肝臓を修復したり、胃壁を保護してくれます。お酒の席では特に脂っこいものが食べたくなりますが、鶏の唐揚げなど動物性脂肪が豊富なメニューは、アルコールの発がん性と合わさってガンにかかる可能性もグンと上がってしまいます。当然のことながら高カロリーな食事は肥満の原因にもなりますね。
揚げ物をたべたいなら、飲み始めの頃に食べるようにしましょう。牛乳やチーズなどの乳製品も、胃のアルコール吸収速度を遅くし、胃壁を覆ってくれますので、飲み始めに摂取し、その後は控えるようにすると良いですね。また、肥満防止を考えるなら、肉類や揚げ物よりも同じ効果を持つ牛乳やチーズ、魚介類を食べた方がいいでしょう。その他、代表的なおつまみメニューででいうと、イカ刺し焼き魚ししゃもなどもおつまみに適しています。


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